救急実務研修会(周産期救急対応)を実施しました!
◆開催日◆
令和6年2月19日(月)
◆場所◆
八幡浜市松柏丙796番地
八幡浜地区施設事務組合消防本部 3階大会議室
◆講師◆
市立八幡浜総合病院
産婦人科医師 兵頭 慎治 先生
◆参加者◆
救急隊員57名
◆研修内容◆
救急隊員として周産期領域は経験する機会が少ないのが現状です。また当消防本部管内では分娩機能のある医療機関はないため、松山市など管轄外への搬送となっています。周産期救急対応は緊急を要することが多く、そのようなとき迅速かつ的確に対応できるように出産時の母体(母親)と生まれた児(赤ちゃん)に対する処置や分娩介助の方法等について市立八幡浜総合病院の医師に指導していただきました。
兵頭先生による講義 | 研修会場の様子 |
◆研修を終えて◆
母児の命を守る対処を優先するだけでなく、児にとって「誕生」というこれからの人生のスタートの瞬間、女性にとって「出産」という人生の貴重な場面に「処置」だけで終わることなく、新たな命の祝福と母親への敬意を大切にすることも学びました。