訓練風景

防災

平成26年度八幡浜地区消防署・八幡浜市消防団合同模擬火災訓練を実施!

「結束!消防力の絆!」

平成26年11月2日(日) 午前6時30分から秋季全国火災予防運動に先駆け、「特別養護老人ホーム ことぶき荘」を火点とした消防署・消防団合同の模擬火災訓練を実施しました。

訓練は消防署・消防団が実戦的な火災防ぎょ訓練を実施し、指揮命令伝達の徹底や水利統制など指揮運用を主眼として、総勢約130名、消防車両14台が出動する大規模な訓練となりました。

訓練参加者

  • 特別養護老人ホーム ことぶき荘、関係者
  • 八幡浜市消防団
    • 団本部
    • 東分団
    • 松蔭分団1・2部
    • 白浜分団1・2・3部
    • 神山分団
    • 松柏分団1部
  • 八幡浜地区施設事務組合消防本部・消防署

訓練の様子

避難訓練
避難訓練

ことぶき荘の職員が協力して入所者を安全な場所まで搬送しています。

消防団の中継送水
消防団の中継送水

指揮本部から指示を受け、各消防団が協力して火元の消火活動を実施するため、先のポンプへホースをつなぎ送水しています。

消防団の放水
消防団の放水

各消防団が火元で放水し消火活動を行っています。

消防署の活動
消防署の活動

三連はしごを使用して2階に進入し、逃げ遅れの入居者がいないか検索しています。


おわりに

訓練は、老人ホーム職員による119番通報、初期消火、消防署・消防団による消火活動を実施し、本番さながらの緊張した訓練となりました。
今後もこのような訓練を通して消防署、消防団の連携強化と火災防ぎょ技術の向上を図っていきます。

最後になりましたが、早朝より訓練に参加していただいた特別養護老人ホーム ことぶき荘の関係者ならびに訓練に際してご協力をいただきました付近住民の皆さまに心からお礼申し上げます。

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2014/11/21   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 火災 , 防災

フジ八幡浜店にて大規模災害合同訓練を実施

10月2日(木)、八幡浜市東新川『フジ八幡浜店』にて大規模災害合同訓練を実施しました。  訓練には、当消防本部と愛媛県警察本部、八幡浜警察署、陸上自衛隊松山駐屯地、大洲地区消防本部、西予市消防本部、八幡浜市消防団真穴分団2部、八幡浜市聴覚障害者協会、市立八幡浜総合病院が参加しました。

訓練開始

営業時間中に爆発火災発生、多数の逃げ遅れ者あり!

『1階店舗内で爆発火災発生、逃げ遅れ者が多数あり』との想定の下、消防本部から指揮隊、消火隊、救急隊、救助隊、はしご車隊が出動しました。

現場到着 〜各隊の活動の様子〜

現場指揮本部
現場指揮本部

消防隊
消防隊

救急隊
救急隊

救助隊
救助隊

梯子車隊
梯子車隊

八幡浜市聴覚障害者協会(要救助者役)
八幡浜市聴覚障害者協会(要救助者役)

【部隊の活動内容】
指揮隊 : 情報収集、指揮本部設置、下命
消火隊 : 逃げ遅れ者の避難誘導、消火活動
救急隊 : 一次トリアージ、応急処置
救助隊 : 1階2階の逃げ遅れ者の検索・救助
梯子車隊 : 屋上の逃げ遅れ者の救助、放水

応援隊到着 〜各隊の活動の様子〜

愛媛県警察本部
愛媛県警察本部

大洲地区消防本部・西予市消防本部
大洲地区消防本部・西予市消防本部

市立八幡浜総合病院(DMAT)
市立八幡浜総合病院(DMAT)

八幡浜市消防団真穴分団2部
八幡浜市消防団真穴分団2部

【応援隊の活動内容】
大洲地区消防本部 : 1階進入口の確保(ガラス、シャッター破壊)、2階への放水、人命検索
西予市消防本部 : 1階進入口の確保(ガラス、シャッター破壊)、3階への放水、人命検索
八幡浜市消防団真穴分団2部 : 1階進入口の確保(シャッター破壊)、1階の人命検索
市立八幡浜総合病院(DMAT) : 現場医療行為

狭隘空間での救急救助活動〜重量物に挟まれた要救助者〜

救助隊、救急隊及びDMATの連携1
救助隊、救急隊及びDMATの連携1

救助隊、救急隊及びDMATの連携2
救助隊、救急隊及びDMATの連携2

有毒ガス発生〜特殊災害対応〜

特殊災害機動部隊(救助)
特殊災害機動部隊(救助)

特殊災害機動部隊(除染)
特殊災害機動部隊(除染)

愛媛県警察本部(特殊災害対応隊)
愛媛県警察本部(特殊災害対応隊)

陸上自衛隊松山駐屯地(除染隊)
陸上自衛隊松山駐屯地(除染隊)

剤の回収と施設内の除染(警察、自衛隊)
剤の回収と施設内の除染(警察、自衛隊)

隊員退出(水的除染)
隊員退出(水的除染)

【各部隊の活動内容】
特殊災害機動部隊:要救助者の救助、除染
愛媛県警察本部:要救助者の救助、剤の回収
陸上自衛隊松山駐屯地:剤の特定と、施設内除染

訓練終了

大城組合長訓示
大城組合長訓示

佐々木消防長講評
佐々木消防長講評

株式会社フジ代表出席者挨拶
株式会社フジ代表出席者挨拶

訓練検討会
訓練検討会


おわりに

今回の訓練は、株式会社フジ様の御協力により、多数の関係機関と合同で実戦同様の大規模災害対応訓練を実施することができました。
この訓練で学んだことを検証して、今後の当消防本部の組織力の向上、職員の育成に努めます。

株式会社フジ様に感謝申し上げるとともに、今後も地域ぐるみで災害に強いまちづくりに取り組んで参ります。

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2014/10/21   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 災害 , 救助 , 防災

解体中の小学校校舎で、大規模地震災害対応訓練実施!

高知県沖を震源とする、マグニチュード8.5の大規模地震が発生し、『愛媛県南予地方においても震度6強を観測し甚大な被害が発生している。』との想定で実施しました。

多くの命・自分たちの地域を守るために

平成24年8月26日(日) 14時00分から西予市立三瓶小学校校舎解体現場において、地元消防団98名及び管轄消防職員67名が参加し、震災対応訓練を実施しました。

【解体中の訓練会場】

解体中の訓練会場

関係者の御協力により、リアルな震災現場となりました。

【訓練開始】

先着した赤バイ隊による災害・負傷者情報の収集
先着した赤バイ隊による災害・負傷者情報の収集

指揮隊による災害情報の統括管理・各隊への活動指示
指揮隊による災害情報の統括管理・各隊への活動指示

【各隊活動開始】

検知隊の検知活動(簡易画像検査機・電磁波探査装置)
検知隊の検知活動(簡易画像検査機・電磁波探査装置)

倒壊ビル瓦礫における人命捜索
倒壊ビル瓦礫における人命捜索

【地域は消防団が守る】

地元消防団員として地域を守る。
地元消防団員として地域を守る。

真っ先に災害現場に駆け付け、消防団として可能な限りの救出活動を行います。

【コンクリートの壁を破壊】

削岩機で壁を破壊!
削岩機で壁を破壊!

破壊したコンクリートの床から負傷者を引き揚げる。
破壊したコンクリートの床から負傷者を引き揚げる。

【転落者・事故車両からの救出】

削岩機で壁を破壊!
削岩機で壁を破壊!

瓦礫に押しつぶされた車両からの救出
瓦礫に押しつぶされた車両からの救出

【倒壊家屋内に生存者あり】

倒壊木造家屋内の狭隘空間救出
倒壊木造家屋内の狭隘空間救出

津波で取り残された人を引き揚げ救出
津波で取り残された人を引き揚げ救出

【訓練講評】

訓練講評

 


おわりに

大規模地震への防災はもとより減災のためにも、今後このような実戦的な訓練の機会を捉え危機管理意識を地域住民に伝えていかなければなりません。

8月29日には国の中央防災会議で南海トラフ地震被害予測が発表され甚大な被害予測となり、今以上に防災行動力を向上させなくてはなりません。近々発生するであろう大規模地震に備えて!

最後に訓練に際し、ご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。

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2012/09/18   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 災害 , 救助 , 防災

文化財模擬火災訓練実施を実施しました

昭和24年1月26日に奈良県の法隆寺金堂の壁画が焼損したことを契機に、国民の文化財愛護に関する意識の高揚を図る目的として昭和30年に「文化財防火デー」が制定されました。

消防本部管内では文化財関係者等の協力を得て、毎年この時期に消防署・消防団合同の模擬火災訓練を実施しています。

各地区の訓練日時・場所

八幡浜市

日時 : 平成24年1月21日(土) 午前9時00分〜
場所 : 八幡浜市高野地441番地 「長谷寺」(ちょうこくじ)

文化財
「長谷寺十一面観世音菩薩像」
(昭和36年8月5日市指定1〈有形文化財〉彫刻)

「長谷寺」
「長谷寺」

「十一面観世音菩薩像」
「十一面観世音菩薩像」

伊方町

日時 : 平成24年1月22日(日) 午前9時30分〜
場所 : 西宇和郡伊方町九町 「八幡神社」(はちまんじんじゃ)

日時 : 平成24年1月29日(日) 午前9時30分〜
場所 : 西宇和郡瀬戸町三机乙1084番地1-2 「伊方町瀬戸町民センター」

文化財
 
「三机古絵図」(町指定)
三机の街を中心に描いた藩政時代の絵図で大きさ2.7m×2.6mで中尾城、御仮屋、御番所等が描かれており当時の三机を偲ぶ貴重な歴史資料です。
その昔「志津は三軒、大江は五軒、並ぶ三机九十九軒」と歌われ三机の繁栄ぶりを示しています。

訓練実施結果について

平成24年1月21日(土)八幡浜市高野地「長谷寺」および1月29日(日)西宇和郡伊方町三机「瀬戸町民センター」において、消防署、地元消防団をはじめ、関係者皆さまのご協力をいただき文化財訓練を行いました。

地元消防団や関係者一人ひとりが真剣に取り組む姿がみられ、緊張感のある訓練を実施することができました。

八幡浜市

「十一面観世音菩薩像」
「十一面観世音菩薩像」

「十一面観世音菩薩像」2
同左


伊方町

伊方町「瀬戸町民センター」
伊方町「瀬戸町民センター」

伊方町「瀬戸町民センター」2
同左


最後に

今回の訓練で消防団との連携をはじめ、施設関係者との連携や初期対応の重要性を再認識できた有意義な訓練となりました。

また訓練中は、車両の通行規制や防災行政無線のサイレン吹鳴など、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。

今後も貴重な文化財を守るため、日々訓練を行い、より一層消防力の向上に努めてまいります。

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2012/02/01   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 火災 , 防災

合同模擬火災訓練を実施しました

「安全・安心の地域をめざして・・・」

平成23年11月6日(日) 午前6時から秋季全国火災予防運動に先駆け、「八幡浜市役所」を火元とした合同模擬火災訓練を実施しました。

訓練は消防署・消防団合同で実戦的な火災防ぎょ訓練を実施、特に水利統制・中継送水・指揮運用を主眼として、関係者・消防署・消防団員約130名、出動消防車両13台となる大規模な訓練でした。


訓練の様子

119番通報
119番通報

自動火災報知器が鳴り、火災現場を確認した後、関係者が加入電話で119番をしています。

初期消火訓練
初期消火訓練

火災現場の初期消火を想定し、関係者が消火器2本を使ってドラム缶の炎を消火しています。

救助隊と救急隊の連携活動
救助隊と救急隊の連携活動

2階で発見した意識不明の逃げ遅れ者を救助隊が屋外に救出し、待機していた救急隊のストレッチャーに収容しているところです。

消防団による放水活動
消防団による放水活動

市内の消防団4分団が出動、各分団中継体形をとりポンプ7台を使用し4線の放水をしました。

現場指揮本部の様子
現場指揮本部の様子

出火建物玄関前には現場指揮本部が立ち上げられ、消防署・消防団に適切な指示と各隊に「中継ホースの破断」「水損防止活動」「消防隊員の怪我等」の付加想定を与えました。

はしご車の救助活動
はしご車の救助活動

6階にいる逃げ遅れ者を救出に向かおうとしている様子。
はしご車先端には消防隊員2名が搭乗し建物外壁を強力なライトで照射しながら6階のベランダにはしごを伸ばしています。


おわりに

訓練は、市職員による119番通報、初期消火、消防署・消防団による消火活動を実施し、本番さながらの緊張した訓練となりました。

有事の際には消防署・消防団・関係者の皆さまの連携が取れてこそ、その被害を最小限にすることができますので、今後とも消防行政に対しまして皆さまのご理解と、ご協力をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、訓練に際し、ご協力をいただきました全ての方々に対しまして、この場をおかりして心からお礼申し上げます。

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2011/11/30   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 火災 , 防災

愛媛県消防防災航空隊と合同訓練を実施

「愛媛県消防防災航空隊との円滑な連携活動を目指して・・・」

11月2日午前9時30分から、市内若山環境センター横の空き地において、愛媛県消防防災航空隊と消防署救助隊との合同訓練を実施し、航空隊所有資機材の取扱い、救急活動における患者の引継ぎ要領、ホイストという装備を使用した隊員の投入、回収(隊員を降ろしたり、吊り揚げたりすること)訓練等を行いました。


訓練の様子

ヘリの誘導
ヘリの誘導

ヘリへの乗込み
ヘリへの乗込み

ヘリ誘導の要領・注意事項

  • 決められた手信号により、指定されたポイントに確実に誘導すること。
  • ヘリの風圧による転倒などに留意すること。
  • 乗り込みの際には、ヘリのプロペラに細心の注意を払い、事故防止に努めること。

その他、活動にあっても様々な注意事項があります。


機内各資機材の説明
機内各資機材の説明

機内資機材

ストレッチャー
患者を搬送するために使う移動式の担架です。
減圧式担架
ビーズが入った担架内の空気を抜き、患者を固定して搬送する担架です。
サーモソフトストレッチャー
患者を保温し固定する担架です。

隊員投入、回収
隊員投入、回収

ヘリからの隊員降下及び吊り揚げ

  • 気象状態で大きく左右され、特に風が強い時は困難を極めます。
  • 隊員の身に付ける物は全て確実に点検を実施し、墜落防止を徹底します。
  • 騒音により隊員間の会話は困難であり、体での動作合図(首を降る、肩を叩く、手信号など)を行い、確実な連携を図ります。

航空隊及び救助隊集結
航空隊及び救助隊集結


おわりに

航空隊と救助隊が一体となって、お互いが顔の見える環境を作り、協力し合って円滑な現場活動が実施できることを再認識し、この日の訓練を終えました。

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2011/11/27   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 救助 , 防災

文化財模擬火災訓練を実施しました!

◆貴重な文化財を火災から守るために

当消防本部管内では文化財関係者等の協力を得て、文化財防火デーに伴う消防署・消防団合同の模擬火災訓練を実施しました。

各市町の訓練日時・場所・訓練の様子

【八幡浜市】
日時:平成23年1月23日(日) 午前9時00分〜
場所:八幡浜市日土町出之奥 『了月院』

寺関係者による119番通報
寺関係者による119番通報

寺関係者による初期消火
寺関係者による初期消火

地区住民による初期消火
地区住民による初期消火

赤バイ隊員による情報収集
赤バイ隊員による情報収集

消防署によるホース延長
消防署によるホース延長

地元消防団によるホース延長
地元消防団によるホース延長

一斉放水
一斉放水


【伊方町】
日時:平成23年1月26日(水) 午前9時00分〜
場所:伊方町二名津 『二名神社』

消防車による吸水(手前:消防団、奥:消防署)
消防車による吸水(手前:消防団、奥:消防署)

一斉放水
一斉放水

おわりに

訓練は、関係者による119番通報、初期消火、重要物の搬出、消防署・消防団による消火活動を実施し、本番さながらの緊張した訓練となりました。

先人が守ってきた貴重な文化財は、住民一人ひとりの財産でもあり、また大切に後世に残していくことは郷土愛につながっていくものです。
日頃から防火意識を高めていくことは、文化財を火災から守る第一歩として重要であり、また有事の際にはその被害を最小限にすることができます。

最後になりましたが、訓練に際しましてご協力を頂きました全ての方々に対しまして、この場をおかりして心からお礼申し上げます。大変お疲れ様でした。

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2011/02/01   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 火災 , 防災

消防総合訓練を実施しました

あらゆる災害に対応するために

秋季全国火災予防運動に先駆け、11月7日(日)に市内沖新田の新埋立て地において初の「消防総合訓練」を実施しました。様々な大規模災害の発生を想定して総勢約180人が出動し、救急救助や消火活動に取り組む一方、高校生と中学生が連携して災害救助活動を繰り広げました。

◆訓練参加機関
八幡浜地区消防本部、消防署、八幡浜市消防団(本部、東、松蔭、白浜、神山、真穴分団)、青峰会くじら病院施設利用者、川之石高等学校(VYS部)、愛宕中学校(野球部)
◆出動車両
消防ポンプ自動車、救助工作車、水難救助車(特殊災害支援車)、梯子車、赤バイ、小型動力ポンプ積載車、指揮車、救急車等

特殊災害、多数傷病者訓練

RC建物1階倉庫内にて爆発事故が発生し、多くの傷病者が発生したとの想定

特殊災害機動部隊による救出
特殊災害機動部隊による救出

救急隊による高度救命処置
救急隊による高度救命処置

災害救助訓練

大規模地震発生による家屋の倒壊、土石流、ビル火災等の様々な災害が同時発生したとの想定

救助隊による倒壊家屋からの救出
救助隊による倒壊家屋からの救出

中学生による瓦礫等の排除
中学生による瓦礫等の排除

屋上の要救助者の救出に向かう消防隊
屋上の要救助者の救出に向かう消防隊

エンジンカッターを使用した車両の切断
エンジンカッターを使用した車両の切断

危険物施設、建物火災消火訓練

危険物施設火災が発生し、隣接建物へ延焼拡大しているとの想定

火災現場へ向かう消防団車両
火災現場へ向かう消防団車両

放水銃による遠距離放水
放水銃による遠距離放水

水難救助訓練

要救助者が2名海へ転落し、1名は海面に、もう1名は海底に沈んでいるとの想定

潜水隊による要救助者の確保
潜水隊による要救助者の確保

梯子車による海面からの救出
梯子車による海面からの救出

おわりに

訓練中はあいにくの雨模様となりましたが、消防署、消防団が連携して安全に円滑な救急救助・消火活動を実施しました。また未来の防災の担い手である中学生、高校生が若い力を十分に発揮する場ともなり、大変有意義な訓練となりました。今後もこのような地域一体型の訓練を通じてより一層の火災予防思想普及の高揚と防災力の向上に努めて参ります。

最後になりましたが、休日の悪天候にも関わらず快く訓練の参加協力を頂きました各関係機関及び関係者様、また訓練会場設営に関して多大なるご協力を頂きました方々に対しまして、この場をおかりして心からお礼申し上げます。

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2010/12/08   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 災害 , 救助 , 防災

救助隊査閲訓練を実施

平成21年12月16日、救助隊査閲訓練を実施しました。

当消防本部救助隊では日頃の署内での訓練とは別として、定期的に署外での訓練を実施しています。
管内の河川や住宅密集地での救助訓練や自動車整備工場の関係者の協力を得て、廃車を利用して交通事故対応訓練等を実施しています。
また専門業者を講師に迎えてエレベータの閉じ込め事故やゴミ収集車による巻き込まれ事故の際の対応方法や各種機器の構造等を研修し、万一事故が起きた際に安全に素早く対応できるように研修を重ねています。

これらの訓練の一年の総括として救助隊査閲訓練を実施しました。

火災発生!逃げ遅れ者多数!!

耐火造4階建の建物の2階から出火し、逃げ遅れ者が多数いるとの想定の下、救助工作車、梯子車、水槽付き消防ポンプ自動車が出動しました。

救助工作車隊の様子

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三連はしご進入中

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三連はしごの引き揚げ

梯子車隊の様子

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屋上の逃げ遅れ者の救出に向かう隊員

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バスケット担架にて救出中

ポンプ車隊の様子

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要救助者に縛帯を装着

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応急はしごにて救出中

訓練目標である指揮要領、隊員間の連携、救出要領等、十分な成果があったように思われます。訓練終了後の検討会においても隊員間で活発に様々な意見が交わされました。

近年、全国的にも救助事案をはじめ各種災害は複雑多様化しており、これらの災害に対応するためには高度な知識や技術が求められます。
私たち救助隊が目指す活動は、要救助者が社会復帰できるように安全、確実、迅速な活動でなければなりません。
訓練を継続し、研修を重ねて災害対応能力の向上を図り、地域住民の負託に応えられるよう努力していきます。

今後とも消防業務に対しまして、地域のみなさまのご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

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2009/12/25   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 救助 , 防災

ハーバープラザホテルにてNBC災害対応訓練を実施

10月5日(月)、八幡浜市仲之町『ハーバープラザホテル』にてNBC災害対応訓練が実施されました。営業中のホテルを会場とした訓練は、四国では初めてのことです。  訓練には、ハーバープラザホテル従業員をはじめ新町商店街、県警本部、八幡浜警察署、管内の医療関係者が参加しました。

訓練開始

会議室に不審者が侵入、液体がばら撒かれ負傷者が多数発生!!

『会議室に不審者が侵入し、液体がばら撒かれ負傷者が多数あり』との想定の下、消防本部から特殊災害機動部隊を中心に指揮隊をはじめ消防隊、救急隊が出動しました。

現場到着 〜各隊の到着の様子〜

指揮隊
指揮隊

特殊災害機動部隊
特殊災害機動部隊

消防隊
消防隊

救急隊
救急隊

【部隊の活動内容】

  • 指揮隊:情報収集、指揮本部設置、下命
  • 特災隊:防護衣着装、救出及び搬送、一次トリアージ、除染
  • 消防隊:現場広報、消防警戒区域設定、ゾーニング
  • 救急隊:除染、二次トリアージ、救命処置

進入〜救出及び搬送

建物内へ進入
建物内へ進入

救急隊
救急隊

陽圧式化学防護服を着装した隊員がホテル内へと進入し、負傷者の救出にあたります。

一次トリアージ

一次トリアージの様子
一次トリアージの様子

会議室から玄関付近まで搬送された負傷者について一次トリアージを実施し、建物外で待機する隊に引き継ぎます。

※一次トリアージ
自力歩行の可否、汚染の有無、除染の要否についての判断をします。

除染活動

除染の様子
除染の様子

一次トリアージの結果、汚染(衣服や皮膚に薬剤が付着している状態)が確認された負傷者については、その負傷者の状態に応じて乾的または水的除染を実施します。

※ 除染とは、衣服や皮膚に付着した有害な物質を落とすことで、脱衣による乾的除染やシャワーで洗い流す水的除染の方法があります。

二次トリアージ及び救命処置

救急隊による二次トリアージ
救急隊による二次トリアージ

発災現場近くの内科医師による救命処置
発災現場近くの内科医師による救命処置

除染を終えた負傷者は救急隊、医療従事者が二次トリアージ及び救命処置を行い、緊急度に応じて各医療機関へと救急搬送されていきます。

※ 二次トリアージ
負傷者の状態(意識、呼吸、脈拍、負傷部位等)を判断し、緊急度に応じて色分けしたタッグを負傷者に付けます

退出〜訓練終了

除染の様子1
除染の様子1

除染の様子2
除染の様子2

救出活動及び再検索を終えた隊員は汚染が拡大しないように専用のテントにてシャワーを使用し水滴除染を実施しています。右の写真(青色、銀色の防護衣)は県警機動隊で、薬剤の検出、回収を終え、除染テントへと入ります。

訓練検討会 〜連携強化を図るために〜

10月19日(月)、当消防本部3階大会議室において、今回実施されたNBC災害対応訓練の検討会が行われました。当消防本部の訓練参加隊員をはじめホテル関係者、八幡浜警察署員が参加し、訓練の反省、検討事項を話し合い、
「ホテル利用者への避難誘導対策」
「消防隊員の活動時間管理、体力消耗、ストレス軽減」
「関係機関との連携と任務分担の明確化」
などの意見が活発に交換がされました。
今後もこのような訓練を通して各関係機関との連携を図り、防災の絆をより一層深めていきたいと思います。

おわりに

訓練に際しては、ハーバープラザホテル関係者、各関係機関の皆さまのご協力を頂きまして誠にありがとうございました。また付近住民の皆さまには日中の訓練となり、大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
今後とも消防業務に対しまして皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。

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2009/10/05   fd-yawatahama-ehime
タグ:訓練 , 災害 , 救助 , 防災