八幡浜地区消防署では、住宅からの出火防止、住宅火災による死者の大幅な低減を目的に、一般住宅の防火査察(防火診断)を実施しています。 建物火災による死者の内、9割近くが住宅火災によるもので、そのうちの6割は、「逃げ遅れ」によるものという統計結果が出ています。
具体的な目的
- 一般住宅等を査察(防火診断)することにより、火災危険の発見に努める。
- 出火防止や安全のための具体的な措置を指導するとともに、地域住民の火災予防思想の高揚を図る。
- 区域における住宅等の構造、配置状況、居住者の状況等を知ることにより、消防活動や火災調査をより効果的、効率的にする。
調査区域について
調査員の服装
- 本 署 ・・・ 旧八幡浜市
- 第一分署 ・・・ 旧三崎町、旧瀬戸町
- 第二分署 ・・・ 旧保内町、旧伊方町
- 第三分署 ・・・ 西予市三瓶町
※ 調査区域については上記のとおりですが、平成19年4月から周辺地におきましても調査を実施しており、平成20年4月からについても実施率向上のため引き続き周辺地の一般家屋を対象として調査します。
特に八幡浜地区周辺におきましては、昨年調査時に留守のため調査できなかった一般家屋を対象に調査を行います。
調査内容
消防職員が各家庭を訪問し、必ず家人の承諾を得て、立会いのもとに次のような調査や指導を行います。
- 所在地等の確認、居住者の状況等の聴取
- 火気の取扱状況の確認(給湯設備、暖房器具、調理器具等の種類)
- 住宅用防災機器等の使用についての指導
- 消防関係法令に基づき、火を使用する設備及び器具等の設置にかかる不備についての指導
- 警防活動上必要な事項他
- その他、消防に関係するお知らせをする場合があります。
※この調査は、任意の調査です。答えたくない内容については辞退することができます。
調査を実施する職員について
調査員は調査時には制服を着用し、消防職員であることを提示できるものを常に携帯しています。
調査において知り得た情報について
調査によって職員が知り得た情報は、消防署で厳格に管理しています。
職員には守秘義務がありますので、他に漏れたり、他の目的で使われたりすることは絶対にありません。