セルフ給油に関する注意事項
ドライバーが自ら給油を行うセルフサービス方式の給油取扱所(セルフスタンド)は近年急増しており、より身近な存在となりました。
セルフスタンドには各種の安全装置が設けられ、スタンドの従業員(監視者)による安全確認も行われますが、安全に給油を行っていただくため、ドライバーの方々は、次の事項に十分留意する必要があります。
セルフ給油は専用設備を備えたスタンドで!
セルフスタンドには、進入口等の見やすい箇所に「セルフ」又は「セルフサービス」等の表示がされています。
セルフスタンドには、セルフ用の安全装置を備えた固定給油設備が設置されていますが、セルフ用ではない固定給油設備も併せて置かれていることがあります。セルフ用でない固定給油設備ではドライバーが自ら給油することはできません。
給油の前には
- 固定給油設備がセルフ用であることを確認し、給油が行いやすい位置に停車させてください。
- サイドブレーキをかけるとともに、エンジンをきってください。
- 給油口を開けてください。
- 自動車から降りる時は、必ず窓・ドアを閉めてください。
給油を始める前に取扱い方法を必ず確認してください。
不明な点があれば、インターホンで監視者に問い合わせてください。
また、監視者の指示には従ってください。
車の燃料の種類をしっかり把握・確認! 静電気の除去は確実に!
給油をする時には
- 給油を行う油種を指定してください。
ドライバーは自分の給油する自動車の燃料をきちんと把握しておく必要があります。自動車の大きさ・車種と油種は直接関係ありません。 - 給油前には、必ず『静電気除去シート』に触れ、体にたまっている静電気を取り除いてから自動車の給油キャップを開けてください。『静電気除去シート』が設置されていない場合は、体にたまっている静電気を取り除くため、必ず自動車の金属部分に触れてください。
給油の前には
- (1.)で指定した油種の給油ノズルを取り出してください。
給油設備の給油ノズルの近くには、給油ノズルに対応する油種の名称(『レギュラーガソリン』等)が表示してあります。 また給油ノズルや給油ホースに色をつける場合、ハイオクガソリンは「黄色」レギュラーガソリンは「赤色」軽油は「緑色」と決まっています。
給油作業は正しい手順で確実に!
- コントロールブースにいる監視者が安全を確認した後に、給油を開始することができます。
- 給油は、必ず一人で行ってください。
- 給油口付近に、お子様が近づかないように注意してください。
必ず次の手順で給油を行ってください。
- 給油ノズルを、止まるところまで確実に差し込む。
- 給油ノズルのレバーを、止まるところまで確実に引く。
- 自動的に給油が止まったら、それ以上の給油はしない。
- 給油後は、給油ノズルを確実に元の位置に戻す。
- 給油開始後、早期に満量停止装置が作動し、給油できない場合には、給油方法についてセルフスタンドの従業員に相談しましょう。
その他の注意事項
- ライター、煙草等の火気厳禁!
給油の際には、給油口からガソリン蒸気が吹き出します。また、ガソリンがもれたりあふれた場合には、大量のガソリン蒸気が発生します。このため、たばこを吸ったりライター(車内のシガーライターを含む。)に火を付けるといったことは絶対に行わないでください。 - ガソリンの容器への小分けの注意!
ドライバー自らガソリンを容器へ小分けすることは、おやめください。 - その他
セルフスタンド内に掲示してある注意事項は、必ず守ってください。