◆贈呈日時◆
令和7年1月20日(月) 10時00分から
◆贈呈場所◆
八幡浜市北浜1丁目1番1号
八幡浜市役所 3階 市長応接室
◆被表彰者◆
消防司令補 木下 貴之(きのした たかゆき)
消 防 士 藤井 千尋(ふじい ちひろ)
◆表彰理由◆
【消防司令補 木下 貴之】
通勤時に火元建物の2階が不自然に明るかったため周囲からそれを確認したところ火災であることに気づき、携帯電話で消防署に通報し、「火事だ。」と大声で火災 を知らせながら近隣住民へ避難を促した。また、火元建物に居た高齢女性を救出し、近隣に逃げ遅れがないことを確認した。その後、到着した本署消防隊長に現状を報告し、要救助者がいないことを伝え、消火活動の支援をした。消防隊到着時に避難誘導及び要救助者の確認も実施されていたことで消防隊が消火活動に専念できたことは活動上も有用であり、これらの一連の行動で、被救助者の尊い命を救命することができたものと考える。
【消防士 藤井 千尋】
非番日に八幡浜市内にあるコンビニエンスストアに立ち寄った際、店員及び利用客がざわついていたので店内を確認すると、レジの前で倒れている男性を発見し、確認したところ心肺停止状態であったため直ちに胸骨圧迫を行った。その後、傷病者は救急隊に引き継がれ一命を取りとめた。今回の行為は、胸骨圧迫を含む一連の心肺蘇生活動の効果が最大限に発揮されたものであると考える。
表彰式の様子 | 記念撮影(右:大城組合長 中:木下司令補 左:藤井消防士) |
◆職員表彰を受けて◆
今回表彰された2名の行為は、消防職員として当然のことであるかもしれませんが、勤務時間外での勇気ある行動と火災・救急活動に必要な高いスキルは他の職員の模範となるものであることから表彰させていただきました。これらの行動を規範にし、各職員が日常から地域住民の安心・安全を守ることで信頼される組織を目指したいと考えています。