目的
水難救助隊員の安全な潜水活動及び的確な状況判断ができるよう、知識、技術の練達を図るとともに、消防署と八幡浜警察署との合同訓練の実施により、水難救助活動の円滑化及び相互の連携強化を図ることを目的として行いました。
日時及び場所
平成25年10月3日(木) 9時30分〜12時00分
八幡浜市沖新田 みなと交流館北側海域(警察船係留桟橋から約100m沖合)
訓練内容
「沖新田岸壁から100m沖に無人の漁船が転覆している。」との想定で、警察船からアンカーブイの設定及び警察船への要救助者引揚げ訓練をはじめとする連携訓練を二班に分かれて実施しました。
まず、船上活動班が転覆した漁船付近で救命胴衣を来て浮いている要救助者を発見、警察船のはしごを使って救助しました。その要救助者から「1人沈んだ」という情報を得て、漁船付近にアンカーブイを設定、アンカーブイを基点に潜水し水深約15mの海底を捜索、海底から要救助者を発見し、警察船へ引揚げて救助しました。
訓練の様子
船上活動班 活動打ち合わせ
潜水活動班 活動打ち合わせ
警察船から入水
要救助者を救助
訓練を終えて
今年度警察船が更新されてから消防・警察の合同訓練は初めて行いました。
警察船は一回り大きくなり風、波の影響を受け救助に時間がかかることがありました。
今回の合同訓練で出た課題を今後の訓練で解消していき、消防・警察の連携協力をさらに深め、より安全迅速な活動ができるように訓練していきます。