高知県沖を震源とする、マグニチュード8.5の大規模地震が発生し、『愛媛県南予地方においても震度6強を観測し甚大な被害が発生している。』との想定で実施しました。
多くの命・自分たちの地域を守るために
平成24年8月26日(日) 14時00分から西予市立三瓶小学校校舎解体現場において、地元消防団98名及び管轄消防職員67名が参加し、震災対応訓練を実施しました。
【解体中の訓練会場】
【訓練開始】
先着した赤バイ隊による災害・負傷者情報の収集
指揮隊による災害情報の統括管理・各隊への活動指示
【各隊活動開始】
検知隊の検知活動(簡易画像検査機・電磁波探査装置)
倒壊ビル瓦礫における人命捜索
【地域は消防団が守る】

地元消防団員として地域を守る。
真っ先に災害現場に駆け付け、消防団として可能な限りの救出活動を行います。
【コンクリートの壁を破壊】
削岩機で壁を破壊!
破壊したコンクリートの床から負傷者を引き揚げる。
【転落者・事故車両からの救出】
削岩機で壁を破壊!
瓦礫に押しつぶされた車両からの救出
【倒壊家屋内に生存者あり】
倒壊木造家屋内の狭隘空間救出
津波で取り残された人を引き揚げ救出
【訓練講評】
おわりに
大規模地震への防災はもとより減災のためにも、今後このような実戦的な訓練の機会を捉え危機管理意識を地域住民に伝えていかなければなりません。
8月29日には国の中央防災会議で南海トラフ地震被害予測が発表され甚大な被害予測となり、今以上に防災行動力を向上させなくてはなりません。近々発生するであろう大規模地震に備えて!
最後に訓練に際し、ご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。